スタジオライフの「大いなる遺産」を観ました。

ピップ役の松本慎也さんは絵になる方なので、とにかく楽しい、楽しい。
大人になったピップを演じていた笠原さんは、舞台にずっと出ずっぱりで大変だったろうなあ。
チャールズ・ディケンズの「大いなる遺産」は、英文科なら必ず学ぶ作品だったので、わたしも学生時代に読みました。
原題「Great Expectations」のexpectationは「期待」ではなくて、「遺産」だと知って驚いた記憶があります。
もちろんイーサン・ホーク主演の映画も観たこともありました。
しかしですよ、こんなに嘘や裏切りや策略やどんでん返しがちりばめられたおもしろい作品だということを、すっかり忘れていました。
現代小説だったら、「このミス」で1位を独占しそうな素晴らしさではありませんか。
また、読み返してみたいものです。

観劇のあとは、新宿三丁目のメロスト(MEROSTO)という店で遅いランチを。
わたしはバターチキン・カレーを選びました。おいしかったです。
お店もきれいで、静かな雰囲気が良かった。

大いなる遺産 上 (河出文庫)

大いなる遺産 下 (河出文庫)

大いなる遺産 [DVD]
スポンサーサイト