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月沢李歌子 翻訳家です





























































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グレイガーデンズ

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シアタークリエで「グレイガーデンズ」を観ました。

一部では母イーディスを大竹しのぶさんが、娘のリトル・イーディを彩乃かなみさんが演じました。
彩乃さんの歌のうまさが飛び抜けていましたが、現代ミュージカルのせいか、残念ながら、美しい声を響かせる歌があまりなかったなあ。もったいない。

大竹さんも彩乃さんも、上流階級のご婦人という感じはあまりしなかったのですが、同行の友に「ヨーロッパ貴族じゃなくて、アメリカ人だからいいんじゃない?」と言われ、そうか、と納得。

二部は大竹さんがリトル・イーディを、草笛みつこさんが母イーディを演じました。ふたりとも大熱演。とくに大竹さんは、リトル・イーディのあの奇怪なファッションで歌ったり、踊ったりと、決して美しくはない役を見事に演じて女優魂を見せつけてくれたように思います。ただ、イーディ二役の必要はなかった気もするのですが……。

時間は約二時間。最近、長いお芝居を続けて観ていたために、あっという間に終わってしまいました。

終演後のロビーで、楽屋へ向かうエレベータに乗ろうとするタカラジェンヌさんを何人か見かけました。「彩音ちゃんじゃない?」と友が教えてくれました。きれいだった~。





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「ヘンリー六世 第三部」薔薇戦争

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余裕があるように見えていたチケットも気がつくと完売になっていて焦りました。朝から当日券の列に並び、最後列のサイドブロックですが、なんとかS席を買うことができました。

2時の開演までには時間があったので、そのあいだに原作本を読み切りました。やった!

いよいよ第三部です。ランカスター家とヨーク家の争いである薔薇戦争。悲惨な場面の連続ではありますが、興味深くて目が離せません。

またも、ストーリーは省略しますが、第三部にはいって、マーガレット王妃役の中嶋朋子さんの台詞が、なぜか日本人としてはクセがあるように聞こえたのですが、ずっとそうだったのかな。息子である皇太子エドワードをソニンが演じていて、フランスの血筋の親子なのでそれもいいかな、とは思いましたが。全体的になまぐさいシーンの連続です。それでも、ヘンリー六世を演じる浦井さんはあいかわらずふんわりとした空気をまとったままで、すばらしいと思いました。

終演後、驚いたことに、役者さんたちがサイドブロックにも一礼しました。これは本当に驚いた。

舞台を観ながら、「シェイクスピアっておもしろい」とあらためて実感しました。これからもできるだけ多く触れていきたいです。


「ヘンリー六世 第二部」 敗北と混乱

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第二部を観ました。

朝、当日券を買いました。もしかしたら開演時間に間に合わないかもしれない、という危惧があったので安い席。(ただ、それが、ちょっとした不満のもとに)

第二部も第一部同様、楽しく観ました。ストーリーは省略しますが、視覚的な演出が洒落ていて、マージャリー・ジャーデンの呪術の場面や、赤と白(ランカスター家 X ヨーク家)の布の使い方が美しくて見事でした。とくに布を切り裂く最後の場面はとてもかっこよかったです。
演出の鵜山仁さんは布を使うのが得意なのかな。前回の演目でも、布を印象的に使っていたのを覚えています。

ただ、やっぱり長いですね。前半・後半、休憩をはさんでそれぞれ一時間半ずつなのですが、どちらも最後の二十分くらいが、足や背中がだるくなってきてかなりきついです。そのせいか、終わるとみんな拍手もそこそこに、先を争うように席を立ってしまうんですよね。そのへんが寂しい。でも、それは役者さんのせいでもあると思います。一部のときはセンターブロックだったから気がつかなかったのですが、役者さんたちは一階正面に向かってしかお辞儀しないんですよね。前回の演目のときも、それについて不満を書いたので、それが鵜山さんのやり方なのかなあ。お辞儀はしてはいけないことになっているのかもしれなくても、袖から出たり引っ込んだりするときに、それぞれ下手・上手・二階席に目をやってもいいような気がするんですよね。何人かは二階席を観ている人たちもいましたが、ほとんどの人たちは客席にまったく関心がないみたいなんです。それは主演級の人たちにとくに顕著でした。

生の舞台を観る魅力のひとつは、役者と観客のインタラクティブな作用だと思うんです。わたしは観劇中はストーリーに没頭していて泣くことはあまりないのですが、拍手をしているうちに胸が熱くなって目がうるうるすることがよくあります。だから、終演後に観客が役者に拍手を送り、役者が観客に感謝を示すという時間はすごく大切だと思うんだけれど、そう思うのはわたしの観劇歴が短いからかでしょうか。

宝塚歌劇の質や在り方について、わたしは大きな疑問を持ってはいますが、インタラクティブという面では最高にすばらしいと思いますね。それだけが支えとしか思えない舞台もあるくらいで。
新国立劇場の演し物は、どうしても「見せていただいている」という感じがしてしまいます。出演した役者さんをこれからも応援したいとか、別の舞台を観てみたい、とか全然思えないんです。

「ヘンリー六世 第一部」 百年戦争

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新国立劇場で「ヘンリー六世」の第一部を観ました。当日券だったけれど、センターブロック前方のS席が買えてラッキーでした。

全三部で9時間の大作ということで期待はしていたもののどうだろうか、と不安もあったのですが、おもしろかったです。

舞台前方下手側はごみ捨て場みたいな感じになっていて、上手には池があり、本当の水を使っています。奥舞台は傾斜があり、奥行きを感じさせるシンプルながらも大いに想像力を刺激される作りでした。

一部はジャンヌ・ダルクが大活躍。ソニンは愛らしすぎてカリスマ性に欠けるような気もしましたが、大熱演。やってはやられ返すという百年戦争が悲惨ながらも、滑稽でもあり、そこは喜劇を得意とするシェイクスピアらしさがよく出ているように思いました。

皇太子シャルル(木下浩之)や乙女ジャンヌ(ソニン)などフランス人を演じる役者は肌を白く髪を明るく染めていますが、イギリス人たちは普通の日本人の外見。それでも、ちゃんとイギリス人に見えてくるから、舞台というのは不思議なものですね。原作ではサフォーク伯(村井国夫)がとても腹黒い人に描かれている印象があったのだけれど、場面も少し減らしてあったのでしょうか、少しそれが和らいでいる気がしました。

ヘンリー六世を演じる浦井健治さんは、終始、綿菓子のようにふわふわとした雰囲気をまとっていました。欲と陰謀が渦巻く血なまぐさい世界の中で、彼が話しだすと時間の流れが変わるんです。タイトルロールだから当然ではありますが、ベテランの役者たちに埋もれることなく、見事な存在感を打ち出していました。

ただ、ちょっと猫背なのがね。立ち姿にこだわってしまうのは、タカラヅカのファンの因果でしょうか。

第二部、第三部も絶対に観るぞ~。

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観ました。

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すごくよかった。アルバム「スリラー」は当然、持っていたけれど、とくにマイケルのファンではなかったわたし。けれど、この映画を観て、彼は本当にたぐいまれな才能の持ち主だったんだなあ、と思いました。亡くなってしまったからこその感想なのですけれどね。

まあ、もともとマイケルの良いところばかりを集めたのでしょうけれど、この映画のなかのマイケルはとってもやさしいんですよね。イヤフォンの音量が大きくて自分の声が聞こえない苛立ちを伝えるときに、「怒ってるんじゃない。愛、L-O-V-Eだよ」という言葉を添えています。とても繊細な人で、相手を傷つけることが恐かったのかもしれないな~と思いました。コミュニケーションがあまり上手でなくて、音楽以外の方法で、自分を伝えるのが苦手だったのかも。

あと四年で地球破壊を止めよう、という彼の言葉を聞いたときに、「ああ、生きていて欲しかった」と思いました。

映画が終わったあとは立ち上がって拍手――をしたのは、わたしだけでした。うう、恥ずかしかった。ちょっとぉ、みんな感動しなかった? 
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仕事も勉強も遊びもあきらめない! 夢をかなえる時間術。

初の自著です。おもに会社勤めをしながら、翻訳の仕事をしていた10年間について書いています。 あなたもやりたいと思うことをあきらめずにやってみませんか?
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